adobe ReaderDCまたは11の保護モードの動作についてご教示ください。
<前提>
・AdobeReader側の設定にて、「編集」>「環境設定」>セキュリティ(拡張)>
「サンドボックスによる保護」の
「起動時に保護モードを設定」のチェックボックスはオンになっている。
<システム構成>
OS:Windows7(64bit)
製品:AdobeReader11.0.2
<発生している問題>
全国の支社からWAN越しに、データセンターに配置しているファイルサーバに
格納されている
PDFファイルを参照させる業務があります。このファイル参照時に非常に時間
がかかります。
(拠点によっては5分程度。)また、同様の環境下で同じPDFファイルを印刷
する際にも
同様に時間を要します。
当事象解決に向けて、端末上にプロセスモニタリングツールを設定しPDF参照
時の
全ての動作を分析したところ、adobe ReaderからPDFが配置されているサーバ
の
各ディレクトリに対して、通信を行なっているプロセスが多数見られました。
上記の動作は、『起動時に保護モードを設定』のチェックボックスを外すと発生
しません。
そのため、保護モードを無効にした状態での運用を検討しておりますが、保護
モードを
無効にした際のリスクが明確でないため、決めかねております。
つきましては保護モードについて以下の情報についてご教示いただけないでしょ
うか。
・保護モードとは具体的にどのようにしてセキュリティを強化しているのか?
何のために該当のPDFファイル以外のファイルやディレクトリに対して
多数の通信を発生させるのでしょうか。
・保護モードを無効にした場合、どのようなリスクがあるのか?
ご回答よろしくお願いします。